✨ なぜ今、ジオメトリーノードを学ぶべきなのか?
この記事は、あかりノート【Blender Girl】さんのYouTube動画(第1回)を参考に作成しました。あかりノートさんの正直かつ深い考察に基づいた解説に深く感謝いたします。
もし、この解説の導入部分を動画で直接確認したい場合は、以下のリンクからあかりノートさんの元の動画をご覧ください:
あかりノートさんのBlenderジオメトリーノード解説動画(第1回)
Blenderの「ジオメトリーノード(Geometry Node)」は、バージョン2.93以降で本格導入され、Blenderの可能性を大きく広げた革新的な機能です。
しかし、そのパワーと引き換えに、**「難しい」「何から手をつけていいかわからない」**と感じて挫折する方も多いのが現状です。
この記事では、ジオメトリーノードの強力な機能と、多くのユーザーが直面する「難しさの正体」を、動画の内容に基づいて詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたがジオメトリーノードを学ぶ上で、どのような壁にぶつかり、どのように乗り越えていけばいいのか、その道筋が見えてくるでしょう。
この記事で学べること:
- ジオメトリーノードの魅力: 従来のモデリングでは難しい高度な表現
- 挫折の原因: ジオメトリーノードが「難しい」と感じる3つの理由
- 学習の鍵: 今後のシリーズで何を意識して学べばいいか
難しい専門知識は不要!一緒に、Blenderの奥深い世界への扉を開いていきましょう!
A. ジオメトリーノードの強力な魅力と活用法
ジオメトリーノードは、ノード(Node)を組み合わせて操作することで、メッシュの頂点や辺を「数学的」に制御する機能です。このアプローチにより、従来のモデリングやアニメーションでは実現が難しかった、強力で効率的な表現が可能になります。
動画で紹介されている主な活用法は以下の通りです。
1. 大量のオブジェクトを効率的に取り扱う
例えば、広い草原に何千もの草を生やす場合、手動で配置するのは不可能に近いです。ジオメトリーノードを使えば、特定の面に大量の草(インスタンス)を規則的、またはランダムに一瞬で配置できます。
- 豪華な演出: 大量のオブジェクト配置が容易になるため、視覚的に豪華なエフェクトや背景を簡単に作ることができます。
- エフェクト作成: 煙や爆発、魔法のエフェクトなど、多くの粒子を必要とする表現に最適です。
2. 通常の操作では難しい複雑な動きの実現
ジオメトリーノードは「手続き型」のモデリング手法であり、変化するプロセスを定義できます。
- 成長アニメーション: 「木が成長する動き」のように、時間の経過とともに形状がダイナミックに変化するアニメーションを、数学的な制御によって実現できます。
B. ジオメトリーノードが難しいと感じる3つの理由
ジオメトリーノードは強力なツールである一方、実際に使いこなすのはかなり難易度が高いとされています。動画内で、あかりノートさんが「ジオメトリーノードが難しい原因」として挙げている3つのポイントは、多くのユーザーが挫折する原因でもあります。
理由1:馴染みのない用語や概念が多い
従来のモデリングにはなかった、ジオメトリーノード特有の新しい概念を理解する必要があります。
- ジオメトリー(Geometry): そもそも、形状や図形そのものを指すこの言葉自体が馴染みがない方もいます。
- ポイント(Point): オブジェクトの構成要素。
- インスタンス(Instance): 大量のオブジェクトを配置する際の「複製されたオブジェクト」のこと。
- フィールド(Field): ジオメトリーノードの根幹となる概念で、データがどのように処理され、ジオメトリーの各要素に適用されるかを表します。
理由2:ノードの数が膨大で機能が難解
意図する形状やアニメーションを作るためには、頂点や辺を直接操作するのではなく、ノードを組み上げて形状を作っていきます。
- ノードの把握: Blenderには数百ものノードがあり、それぞれが複雑な機能を持っています。それらをどう組み合わせれば目的の結果になるのかを理解するのが非常に難しいです。
- 仕組みの理解: ノード一つ一つの機能や、それがジオメトリーにどのように作用するのかという仕組みを深く理解する必要があります。
理由3:数学の知識が必要になる
ジオメトリーノードは、数学的演算によってオブジェクトの形状やアニメーションの挙動を制御します。
- 位置と方向の制御: オブジェクトの「位置」や「方向」をコントロールするために、ベクトル演算や三角関数といった数学的な知識が必要になります。
まとめ:諦めずに学習を続けるために
ジオメトリーノードは、強力な表現力を持つ反面、その学習には多くの壁があることが分かりました。
あかりノートさんの動画シリーズでは、この「馴染みのない用語や概念」「ノードの機能や仕組み」「数学的知識」という3つのポイントについて、できるだけ詳細に見ていく予定とのことです。
このシリーズを通して、上記の「難しい理由」を一つずつ解消していくことで、あなたも必ずジオメトリーノードを使いこなせるようになります。
今後のあかりノートさんの動画もチェックして、一緒にBlenderのジオメトリーノードを攻略していきましょう!
私はBlender2.8から始めました、習得のコツを初心者の方に・・
掲載するべきか悩みましたけど、あまりにも「あかりノ-トさん」の解説が上手いので載せて頂きました。
迷惑でしたら、すみませんでした。
ここからは、私流の説明ですが・・「ジオメトリノード」に限らずBlenderを習得しよう!と全ての把握に向かうと莫大な量と質の「壁」に幾つもぶち当たります。
あかりさんの「B. ジオメトリーノードが難しいと感じる3つの理由」は間違いなく、その通りです。
しかし、逆に言えば「使用者の目的」によれば、馴染みのない用語や概念が、ある程度理解できて必要なノードの使用パターンを記憶して簡単な数学を使って表現していき、数をこなす内に高度な使い方をマスターしていたと成ります。
問題は、「必要なノードの使用パターン」を学校のように順を追って学習プログラムを作成して配信する方はいないからです。
何故か?たいていの配信者は「目立つ」が前提ですから、地味で時間のかかる労力は控えます。
私は、3年間色々とBlender解説の配信を毎日3時間を見て実践してきました。
もちろん頭の中では理解して進めてきました・・けど、いざ自分だけで進めようとすると「出来ない」が現実でした。
何故?と、努力の無駄にガッカリしましたけど・・間違いなくBlenderの膨大な全般の知識は身についていました。
実践していないので、リギングにしても色々なBlenderの機能の使用パターンの本質を理解していなことに気づきました。
Blenderを習得したい「理由」が大事です。
その理由次第では、早く習得する事も可能ですし「難しい」こともなく半年も有れば納得の物が作成できる様になれると思います。
大抵の方は、「自分のキャラクター」を作って動かしたいではないでしょうか?
これは、難しいです・・まずは「リギング」の人体は「複雑で難関の壁」があり、その先には「UV展開」が有り、動かすとなれば「ボーン」と「スキニング」などの壁、完成度に拘れば「テクスチャ制作」に髪に服の揺れなどで「物理演算」に「ドライバー」の設定と多くの機能が存在しますし、各種に置いて枝分かれの様に多くの種類に分類されています。
「人体は難しい」の説明を書きましたけど、専門用語だらけなので「初心者」の方には伝わらないでしょう。
だけど、簡単じゃないの説明はできたと思います。
ただ、「面白いアニメーション」を作りたいとかが「理由」でしたら・・使い方のパターンを記憶して数をこなしてる内に必要な知識が頭に入っていて、いつの間にか「有機体の簡単なキャラ」例えばロボットのアニメーションを作っていた・・は、充分にあるあるのBlenderです。
大事なのは「創作が好き」かも知れません。
持続するには、やってて「楽しい」が大事だと思いますので楽しめる習得方法を見つけることから始めてください。
簡単な説明ですけど少しでも、参考となれれば嬉しく思います。


