【Blenderジオメトリーノード】これだけは知っておきたい!基本用語と概念を徹底解説


💡 Blenderジオメトリーノードの第一歩!「ジオメトリー」「ポイントクラウド」「インスタンス」を理解しよう!

このチュートリアルは、あかりノートさんの素晴らしいYouTube動画を参考に作成しました。あかりノートさんの詳細かつ分かりやすい解説に深く感謝いたします。

もし、この動画の内容を直接確認したい場合は、以下のリンクからあかりノートさんの元の動画をご覧ください:

あかりノートさんのBlenderジオメトリーノード解説動画 (基本用語と概念)

「Blenderのジオメトリーノードを学び始めたいけど、専門用語が多くて挫折しそう…」 「ポイントクラウドとかインスタンスって、一体何のこと?」 「ノードを触る前に、まずは基礎的な概念をしっかり理解しておきたい!」

もしあなたがそう感じているなら、この記事はまさにうってつけです!Blenderのジオメトリーノード (Geometry Nodes)は、ノード(箱)を線でつなぐだけで、驚くほど複雑でリアルな3Dエフェクトやアニメーションを作り出せる強力な機能です。しかし、その学習の初期段階でつまずきやすいのが、特有の基本用語と概念です。

今回は、Blenderジオメトリーノードを使いこなす上で不可欠な、以下の3つの重要概念に焦点を当て、動画の内容に沿ってステップバイステップで徹底解説します。

  • ジオメトリー (Geometry)
  • ポイントクラウド (Point Cloud)
  • インスタンス (Instance)

この記事を読み終える頃には、これらの基本概念がクリアになり、ジオメトリーノード学習の土台がしっかりと築かれていることでしょう!

この記事で学べること:

  • ジオメトリーが指す3Dオブジェクトの多様な形状
  • ポイントクラウドとは何か、その特徴とジオメトリーノードでの重要性
  • インスタンスの仕組みと、なぜ軽量で効率的なのか
  • **インスタンスの「実体化」**が必要な理由

難しい専門知識は不要!一緒にジオメトリーノードの基礎を固め、次のステップへ進む準備をしましょう!


A. ジオメトリー (Geometry):3Dオブジェクトの形状全般を指す言葉

Blenderのジオメトリーノードにおける「ジオメトリー」とは、単にメッシュだけを指すわけではありません。3Dオブジェクトの形状を表現する様々な方法の総称です。

  1. ジオメトリーの多様な表現方法:
    • メッシュ (Mesh): 最も一般的な3Dオブジェクトの表現方法で、頂点、辺、面で構成されます。立方体や球体などがこれにあたります。
    • カーブ (Curve): 曲線やパスを表現します。ワイヤーフレームのようなオブジェクトや、パスに沿った動きを作る際に利用されます。
    • ボリューム (Volume): 煙や雲、炎といった、密度を持つ空間的なオブジェクトを表現します。
    • ポイントクラウド (Point Cloud): 多数の点の集合でオブジェクトを表現します。詳細については後述します。
    • インスタンス (Instance): 既存のオブジェクトのコピーを指します。詳細については後述します。
  2. ジオメトリーノードでの操作:
    • ジオメトリーノードでは、これらの多様な「ジオメトリー」が持つ情報(位置、回転、スケール、属性など)を操作することで、モデリング、スキャッタリング(大量配置)、アニメーション、エフェクト作成など、幅広い表現を行います。

👉 「なるほど!」ポイント: 「ジオメトリー」という言葉は、Blenderのジオメトリーノードにおいては、私たちが普段目にする3Dオブジェクトの「形」だけでなく、その形を構成する様々なデータ形式を包括的に指す、非常に広い概念です。


B. ポイントクラウド (Point Cloud):点の集合が織りなす新しい表現

「ポイントクラウド」は、ジオメトリーノードで特に重要な概念の一つです。その名の通り「点の集合」を意味し、Blender 3.1から本格的に導入されました。

  1. ポイントクラウドの基本:
    • 点群 (Ten-gun)」とも呼ばれ、空間上に配置された多数の「ポイント (Point)」(点)の集合体を指します。
    • 個々の「ポイント」は、その位置情報のみを持ちます。メッシュの「頂点」とは異なり、辺や面といった他の構成要素とは結びついていません。
  2. ポイントクラウドの活用例:
    • 細かい粒子の表現: 砂、雨、雪、星空など、無数の小さな粒子の集まりを表現するのに非常に適しています。
    • スキャッタリングの基盤: ジオメトリーノードでは、このポイントクラウドの各ポイントの位置に、別のオブジェクト(インスタンス)を配置する用途で特に重要になります。例えば、地面に草や石を大量に配置する際に、まずポイントクラウドで配置場所を決め、そこに草や石のインスタンスを置く、といった使い方をします。

👉 「なるほど!」ポイント: ポイントクラウドは、見た目にはただの点の集まりですが、その一つ一つの点に「ここに何かを置く」という指示を与えるための、非常に効率的な「座標情報」の集合体と考えると理解しやすいでしょう。


C. インスタンス (Instance):軽量で効率的なオブジェクトの分身

ジオメトリーノードで大量のオブジェクトを扱う際に、パフォーマンスを維持するために不可欠なのが「インスタンス」という概念です。

  1. インスタンスの仕組み:
    • インスタンスは、既存のオブジェクトの「コピー」や「分身」のようなものです。
    • ただし、通常の「複製 (Duplicate)」とは異なり、新しいオブジェクトのデータが完全に作成されるわけではありません。元のオブジェクトのデータを参照し、その表示情報(位置、回転、スケールなど)だけを保持します。
    • 例えるなら、元のオブジェクトが「設計図」で、インスタンスはその設計図に基づいて作られた「模型」のようなものです。
  2. インスタンスのメリット:
    • データが非常に軽量: 新しいジオメトリーデータを生成しないため、メモリ使用量を大幅に削減できます。これにより、数万、数十万といった大量のオブジェクトをシーン内に配置しても、Blenderの動作が重くなりにくいという大きなメリットがあります。
    • 効率的な操作: 元のオブジェクトを変更すれば、そのインスタンスも全て同時に変更されます。これにより、一括での修正や調整が容易になります。
  3. インスタンスの制約と「実体化」:
    • インスタンスは元のオブジェクトの分身であるため、全ての操作が自由に適用されるわけではありません。例えば、インスタンス個々の頂点を直接編集したり、特定のモディファイア(サブディビジョンサーフェスなど)を適用したりすることはできません。
    • インスタンスに個別の編集や特定のモディファイアを適用したい場合は、「実体化 (Realize Instances)」という操作を行う必要があります。これにより、インスタンスが実際のジオメトリー(メッシュなど)に変換され、通常のオブジェクトとして扱えるようになります。

👉 「なるほど!」ポイント: インスタンスは、3Dシーンのパフォーマンスを最適化するための強力なツールです。大量の木々や群衆、パーティクルなどを扱う際に、インスタンスを積極的に活用することで、Blenderを快適に操作し、より複雑なシーンを作成することが可能になります。


工夫しだいで、下の動画創れます。

まとめ:ジオメトリーノードの土台を固めて、次へ進もう!

お疲れ様でした!今回は、Blenderジオメトリーノードを学ぶ上で不可欠な、以下の3つの基本概念を深く掘り下げて解説しました。

  • ジオメトリー: 3Dオブジェクトの多様な形状表現の総称。
  • ポイントクラウド: 位置情報のみを持つ点の集合で、スキャッタリングの基盤となる。
  • インスタンス: 軽量なオブジェクトのコピーで、大量のオブジェクトを効率的に扱うための鍵。

これらの概念を理解することで、ジオメトリーノードのノードが何をしているのか、なぜそのノードを使うのか、といった疑問が解消され、今後の学習が格段に進めやすくなるはずです。

この動画シリーズは、ジオメトリーノードの具体的な操作に入る前に、これらの重要な概念を理解するための基礎固めとして位置づけられています。ぜひ、これらの知識を土台として、次のステップへ進んでいきましょう!